◎地球生命賛歌プロジェクトとは!?
「奇跡(きせき)の星」。
地球はときどき、そんな風に呼ばれることがあります。なぜでしょう?
地球には、多くの多様な生物、生命が棲んでいます。広い宇宙の中に、地球以上に生命で溢れた星は未だ確認されていません。
既知の総種数は約175万種と言われますが、推定では300万~800万種もの生物が存在しているといいます。
地球の誕生からの長い長い歴史のなかで、海と大地、太陽と月、水と大気の循環が、生命活動を生み出し、今日までの進化と複雑な
生態系をつくりあげてきたと言えます。
生命誕生を可能にした条件とはなにか? 先人たちの研究から、稀有ないくつもの環境条件の重なりがもたらしたものだとわかってきて
広い宇宙の中の奇跡ではないか? と言われています。
地球とは、自然とは、わたしたち人類にとってどのような存在なのでしょうか?
歴史をみると、わたしたち日本人にとって自然は畏敬の存在で、神と自然はひとつのものだったようです。 お天道様、自然の恩恵、
大地のめぐみに祈りを捧げ、自然への感謝とともに生活を営んできたことがわかります。
しかし、近代以降、自然の上に君臨し自然を支配するような西洋文明、科学の考え方と開発の名のもと、自然破壊が行われてきました。
さらに、人口増加によって山を切り開き、海を埋め立てて多くの人が移り住み、大量生産大量消費の社会の中でゴミによる環境破壊も
地球規模で顕在化しました。
このような社会の変化の中で、わたしたちの意識は、自然そのものから分離して自然と不調和している存在となってしまったのかもしれ
ません。
地球もひとつの生命体で、地球上のあらゆる生物は、地球生命体を構成する大切な一員という考え方があります。
「地球生命賛歌」という言葉には、地球に対して、自然に対しての人としてのあり方が込められているように思われます。
自然の中に足を踏み入れると森林の空気や水のせせらぎに、五感が研ぎ澄まされて、とても心地よく深呼吸をしたくなります。
自然にふれること、身近な場所でも小さな自然の美しさや生命の輝きを発見することは、感動と幸せを感じさせてくれます。
今、この瞬間も地球上の様々な生命が生き生きと活動をしていて、山の水は湧きいでて、木々は花を咲かせ、子孫を育て、野山を駆け
て、海を泳いでいます。 同じひとつの命としての自分、自分が自然の一部であることを素直に感じられてくると、地球や自然とつなが
って生きていることに気付かされます。 わたしたちが進む道はそこから見えてくるように思います。
地球生命賛歌プロジェクトは、「地球、自然、生命の素晴らしさへの感動と幸せ」の発信を通して
本来の人と地球、人と自然の距離感(=つながり)を取り戻し、自然環境と調和した、新たな地球を、共に創ることを目指します。
◎活動分野

地球生命賛歌プロジェクトは、たった一つの美しい地球を未来につなげていくために、
地球の美しさ、生命の豊かさに目を向けて、「地球生命賛歌フォトコンテスト」をはじめとして、
自然と共鳴できる豊かな心を育み、感動を伝える活動を行っていきます。
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