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大地の部:031
タイトル:『時に、初春の令月にして、気淑く風和らぎ、
       目白は行く先の希望を瞬き、梅は珮後の香を薫らす』

     ※(令和の名称の出典となった万葉集「梅花の歌」から、一部引用しました)
撮影&現像処理:SARU
被写体:メジロと梅
撮影年月日:2021年2月14日
撮影場所:北野天満宮 梅苑
撮影機器: CANON 5D MarkⅣ レンズ シグマ150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
撮影データ: f 6.3 ss1/320 ISO250 焦点距離500mm 撮影距離3m程度

伝えたいことおよびストーリー:
シチュエーションは、1つ目の目白の写真と同じです。
別の角度から撮れたものですが、このアングルから観た目白は
とても勢いがあり、力強さを感じました。

タイトルは、後から思いついたものでしたが、
『令和』の名称の出典となった万葉集の梅花の歌の一節

「時に、初春の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわ)らぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。」

を思い出したので、引用させていただきました。

そういえば、今回のシチュエーションはこの歌の情景にぴったりではないか!?
と思ったのです。そこに目白を加えてみました。

タイトルを口語訳すると下記です。

「時は初春の佳き月に、空気は美しく澄み渡り、風は柔らかく心地よい。
目白は未来の行く末に希望を見据えるように瞬き
背後では、梅の花がそれを後押しするように香しさを漂わせているではないか。」

とってつけたようですが、この写真の目白の眼力を感じた時に
パンデミック渦でも自然界の中の目白は、そうしたものとは関係なく
力強く生きていることに、希望を感じたことは事実です。